事前防災への取組と今後の展望

本企画では、東日本大震災や能登半島地震などの経験を踏まえ、建築士、技術士、社会福祉士、行政職などの幅広い専門家の視点から今後の大災害に備え、防災対策や防災計画・政策のあり方について議論します。災害発生時の被害を最小限に抑えるためには、災害が起こる前に発災直後の行動、復興期の支援体制などをあらかじめ把握・整理しておくことが大切です。東日本大震災以降に導入された「災害ケースマネージメント」は、援助を必要とする被災者に対し、効果的に支援活動を行うために多方面の士業が連携したアウトリーチ型の被災者支援を提供します。また、発災前の避難計画策定や福祉的な観点からの避難所運営、支援体制構築など、実効的な備えが誰ひとり取り残さない支援活動につながります。そして、地域住民が主体的に防災活動に参加し、互いに助け合う体制を築くことが災害時の混乱を抑えます。これらを実現するために予め準備するべきことについて考えていきます。
登壇者

水野 敦
JIA災害対策会議議長/水野建築研究所

相楽俊洋
千葉市総合政策局危機管理監、地域防災マネージャー

田村裕美
災害復興まちづくり支援機構、技術士

真壁さおり
社会福祉士

森岡茂夫
熊野くらし工房
開催日時/会場
2025/11/8 14:15〜15:45 千葉県文化会館・中練習室
アクセス
メイン会場
千葉県文化会館
〒260-8661 千葉県千葉市中央区市場町11番2号
千葉都市モノレール「県庁前駅」より徒歩10分
JR「本千葉駅」より徒歩11分
京成「千葉中央駅」より徒歩20分
バスJR「千葉駅」中央改札(東口)、京成バス7番乗り場より「大学病院」または「南矢作」行き/千葉シティバス6番乗り場「川戸都苑」行きに乗車、「郷土博物館・千葉県文化会館」下車より徒歩2分
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