S10 Innovation

気候変動や社会変容を見据えた持続可能な社会基盤の未来像
~建築・ランドスケープの新たな関係性を探る~

気候変動や社会変容による国内外のさまざまな課題が顕在化する現代社会において、私たち設計者に求められるのは、地球環境というグローバルな視点をもって、地域社会が抱えるローカルな課題を解決する姿勢だといえます。グローバルな目標の1つであるSDGsでは、「経済・社会・環境」の3要素のバランスを取ることが、持続可能な社会を実現する鍵だとしています。これに日本のランドスケープアーキテクトが座右の銘として掲げる「景観10年・風景100年・風土1000年」というローカルな指標を掛け合わせると、経済に資する景観形成に10年、社会の基盤となる風景創成に100年、環境の根幹を成す風土醸成に1000年という時間軸が見えてきます。これには人の手で自然を壊してしまうと、それ以上の時間が掛かるという先人の戒めが込められています。本企画では、多様な領域と新たな関係性を築きながら、さまざまな課題解決に取り組んでいる登壇者の皆さんとともに、持続可能な社会基盤の未来像を考えます。

登壇者

長谷川浩己(オンサイト計画設計事務所/武蔵野美術大学特任教授)

西田 司(オンデザイン/東京理科大学准教授)

津川恵理(ALTEMY)

永積紀子(ヴォンエルフ)

平賀達也(ランドスケープ・プラス)

開催日時/会場

2025/11/8 12:30〜14:00 千葉県文化会館・小ホール

アクセス

メイン会場

千葉県文化会館

〒260-8661 千葉県千葉市中央区市場町11番2号

千葉都市モノレール「県庁前駅」より徒歩10分

JR「本千葉駅」より徒歩11分

京成「千葉中央駅」より徒歩20分

バスJR「千葉駅」中央改札(東口)、京成バス7番乗り場より「大学病院」または「南矢作」行き/千葉シティバス6番乗り場「川戸都苑」行きに乗車、「郷土博物館・千葉県文化会館」下車より徒歩2分

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