木材の非生産県における地域木材活用のための社会の仕組みづくり
~木材非生産県である千葉県での林業と建築家の連携~

国は木材の利用促進の一環として、国産木材生産量を増やす施策を進めています。これは林業が盛んな「木材生産県」では地域木材の活用にもつながります。一方、千葉県のように木材の生産量が少ない県には「消費県」としての役割が期待されています。木材利用促進策が「生産県」と「消費県」の2つで捉えられていることをどれだけの人が認識しているでしょうか。たとえ生産量が少ないとしても、地域木材を有効に利用することは、環境だけでなく地域産業にとっても大切なのです。そこで私たちは、生産量が少なく、すぐに生産量を増やすことができない県を「木材非生産県」と定義し、そのような地域でも安定して地域木材が活用できる仕組みを考えることにしました。本企画では千葉県森林課をはじめ、山主、森林組合、製材所、林業後継者など、林業に関わるさまざまな立場の方々をお招きし、地域木材活用の実態や課題をお話しいただくとともに、建築家も加わり、県産木材の活用促進に向けた今後のあるべき姿を考えます。
登壇者
鈴木 晋 (アルキテク設計室)
福田 彰(千葉県農林水産部森林課 森林経営管理室長)
竹ノ内秀和(千葉県森林組合安房事業所長)
坂井こころ(ナトゥアリーベ明石屋有限会社 後継予定者)
小暮亮太(小さな暮らし研究所)
森田敬介(森田建築設計事務所)
開催日時/会場
2025/11/8 14:15〜15:45 千葉県文化会館・小ホール
アクセス
メイン会場
千葉県文化会館
〒260-8661 千葉県千葉市中央区市場町11番2号
千葉都市モノレール「県庁前駅」より徒歩10分
JR「本千葉駅」より徒歩11分
京成「千葉中央駅」より徒歩20分
バスJR「千葉駅」中央改札(東口)、京成バス7番乗り場より「大学病院」または「南矢作」行き/千葉シティバス6番乗り場「川戸都苑」行きに乗車、「郷土博物館・千葉県文化会館」下車より徒歩2分
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